
上海市委員会の陳吉寧書記は、イタリア盟愛顧グループの会長レモ・ルッフィニ氏と会談を行った。陳氏は、中国共産党の二十大で掲げられた中国式現代化のビジョンについて、庶民の生活向上がすべての仕事の出発点であると強調。上海は国際消費中心都市の建設を加速させ、多様な商品とサービスを提供し、市民のニーズに応えている。
また、陳書記は、外国企業の投資を促進するための国際的なビジネス環境整備を進めていることを述べ、イタリアとの文化交流や経済協力を深める重要性を強調。ルッフィニ氏は、中国市場の重要性を認識し、上海でのビジネスチャンスに期待を寄せた。
会談では、ファッション、デザイン、航空サービスなどの分野での協力についても議論が行われた。さらに、陳書記は持続可能な発展の推進を訴え、企業とのパートナーシップを強化する意向を示した。これにより、上海は国際都市としての魅力を高め、市民の生活水準向上を目指す方針を示している。