
10月19日の夜、黄浦江沿いの「天才の街」が華やかに輝いていました。2025年春夏上海ファッションウィークのフィナーレとして、イタリアの高級ブランド、モンクレールが中国造船館で多彩かつ没入感のあるファッションフェスティバルを開催。同イベントは2018年の開始以来、初めてヨーロッパの拠点を越えて開催されました。
3万平方メートルの会場は華やかなカーニバルショーに変身。デザイナーやアーティスト、音楽プロデューサー、ファッションアイコンたちが10の特徴的なブロックを使い、何千人もの観客が新たな体験を楽しむ機会が提供されました。シミュレーションされたレーストラックやオレンジの香り漂う果樹園、黙示録的な庭園など、様々なテーマシーンがモンクレールの作品に巧みに融合しています。
「City of Genius」の共同制作者には、大英帝国勲章受章者エドワード・エニンフルや、日本のストリートファッションの巨匠藤原ヒロシ、中国のアーティスト、ルル・リーなどが名を連ねています。彼らは独自のクリエイティビティと共創の精神を表現。夜にはリアーナ、アン・ハサウェイ、スー・チーなどが出演し、盛り上がりを見せました。
モンクレールの会長兼CEOレモ・ルッフィーニは、「上海は私たちにとって特別な場所で、訪れるたびにそのエネルギーと創造性に感動します」と語り、続けて「中国から多くの恩恵を受けているため、このイベントを上海で開催することは非常に意義深いです。昨年のショー後、上海が次の目的地であるべきだと思いました」と述べました。